葬儀
今日は9:30集合、前日からメンバーが変更されている人がいたので再度打ち合わせ。その中で写真撮影を前日していた人がカメラを昨日返してしまったので、私といっしょに親族の控えに行く。
電報の数が多く、わたわたしているところに行ったら手伝う事になり、その後法要の席順について、ごちゃごちゃのメモを渡され、葬儀終了後先にホテルに行き受付を頼まれる。(受付自体は一昨日確認済み)
葬儀と親族控えの場所が3階、受付が1階。
席順のメモを片手に1階に下りていったところ、受付の手伝いをしたいただいた方から
- 「俺はでないよ。受付等の後片付けもあるし。」
と、言われ、それじゃということで3階に戻り、親族の方に確認したところ
- 「この人は出ないんだって、別の・・・さんは来るみたいだから、この人削除でこの人をここに追加して」
- 煙羅煙羅「受付の○○さんは出ないんだって。でも、この人出るんだったら問題ないんだけど。今の話で数は減ってるし」
と確認して、別の人を追加しますか?と聞きに1階へ降りていく。
すると、今度は違う取引先の保険屋さんと会い、今までの話をしながら、そのメモを見せたところ、
- 「この人は来ない、この人は入っていないから入れたほうがいい」
など、さらに言われ、また3階へ
そこで、またその旨確認し、するとさらに親族からこの人追加等依頼され1階へ戻り、保険屋から言われた追加分を入れると会食の数が間に合うのかよく分からないのでさらに、また3階へ戻り数の確認をしたところ
- 会食の数が70
- 引き物が60
葬儀の時間が近づいてきてしまい、1階へ戻り1分ほど落ち着いてどうしようか考える。
このメモのままだと、私自身どういう席順なのかよく分からないので、かきなおすことにし、葬儀屋の事務所でコピーをもらおうとしたら、そのメモの原本は会食の場所(ホテル)にあるらしくファックスをもらい、あらためて席順を書き直ししていたところ葬儀が始まる。受付の人数を6人から2人に減らし4人は葬儀へ行くように指示し、香典の確認をしていた4人にも2人を残し葬儀へ行くよう指示する。
で、私ともう一人は席順の書き直しをしながらビデオにて葬儀の様子を音声だけでも聞けるかと思いきや、音量が低くて全く聞こえず。(ただ今考えれば聞こえないため集中できたので良かったと思う。)で、席順を書き直ししていたところ、苗字はわかるけど名前が不明な方がいたので、困った!と思っていたら例の保険屋がきて教えてもらい、でもわからない人もいたので確認をお願いする。ただ、そこでさらに追加と削除の連絡があり・・・とかしながら、葬儀会社の人に聞きながらいろいろやって、ついに確定。ファックスを再送し、ふと時間を見ると予定を10分オーバー。ホテルへ2人で直行しなければと外に出たところ、駐車場がいっぱいで私の車の前にも車が駐車している・・・こりゃどうしよう!と思ったら誘導員の人が鍵を借りていたらしく、前に駐車していた車を移動し、なんとか私の車を外に出す事に成功し、気を改めてホテルへ直行。
車の中で2人で弔電だけでも聞きたかったかなと、話をしながら10分ほどで到着。
中に入って会食の用意をしているホテルのスタッフにファックスを再送した事を謝ったところ、ちょっと不機嫌な顔で随分変わった事にいやみを言われる。
そこで私の携帯に保険屋から電話がかかってきて、下の名前が不明な方の連絡と追加と削除の連絡があり、その旨ホテルのスタッフに話したところ、また不機嫌な顔をされる。
別の方から参加できない人の連絡があり、参加できない人については、そのままでいいんじゃないかと、ホテルのスタッフに話す。
受付のテーブルにお盆があり、2人で香典をここでも出すの?と心配になる。と、いうのも昨日の通夜と葬儀の前の2回香典を渡しているのでその中に会食分も入れてしまっていたので・・・で、他の人に電話して聞いたところ、持ってきた人だけ確認すればよいとのことだったので、ほっとする。
その後会食に出席する人たちがホテルへ移動してきて、予定通り対応していたのだが、お坊さんの隣に座る予定だった取引先の社長さんが
- 「俺たばこぷかぷかたくさん吸いたいから、この人と交換してもいい?」
無理言うなよ〜と思いながら、この人が隣にいたので、まァいいかなと交換をすることにする。
会食が始まる。
次にお坊さんが帰られる時、私が送っていく事になっていたので、予定通り車を出す。車の中でお坊さんとお話をしていたところ
- 明治前までは弟子が継ぐことになっていたが、明治になってから妻帯を許されたので子供が継ぐことも出てきた。
- お寺で生まれたからといって、特別な育てられ方をされるわけではなく、一般の子供と同じように育てられる。
- 修行するようになってからは、親と子の関係ではなく、師匠と弟子の関係になる。
そんなことを言っていたと思う。ふ〜んと聞きながらお寺に近づいていくと、海が目の前の小高い場所にお墓が立っており、天気がいい今日は眺めがとてもよく、すがすがしい感じがした。
戻る途中、電話がなり、終わりましたとのこと。戻ってみると8割がた帰っていた。残っているのは、うちの会社のスタッフと親族数名のみ。うちの会社のスタッフには先に車に乗って待っているように伝える。
- このとき、会社のスタッフは5名。うち一人が私の引き物を持っていたので、引き物の数は合計6個車に乗せた事になる。
人がいなくなった会場に足を運び、親族のひととちょっとお話をしていたところ、前に骨壷が置かれていたので、持ってみてもいいか頼んで持たせてもらった。
- みんな帰ってしまった会場。
- 一人寂しく飾られている写真。
- ずっしりと感じられる骨壷。
ばたばたと動いた今日は、動かされたのかなとも思いながら、泣く。
息子は陶器なので入れ物自体も重いんですけどね、と言うがいずれにせよ、こんなに簡単にもてるような姿に変わってしまった事は、悲しい。
そのまま、挨拶をしホテルを出ようとしたところ、孫の女の子が、
- 「これで涙を拭いて。」
と私にハンカチを。
- 煙羅煙羅「ありがとう。じいちゃんのこと忘れないでね。」
と声をかけハンカチを借りて、涙を拭き返す。
もう一人車に乗せる事になり、移動を開始。
車の中で、
- 煙羅煙羅「いろいろ電話がかかってくる可能性があるから、すべて○○へ連絡するように」
と指示を出しながら無事戻る。
自分の荷物を持ち帰るように一人一人確認をしていたところ、引き物の数が1個多い。
- 会社のスタッフは5名
- 私
- 追加の1名
合計で7人なので、7個引き物があれば問題はないのだが、8個ある。
おかしい。
一人一人確認をする。
- 煙羅煙羅>引き物等荷物は持ってきていない。=0
- スタッフ1>引き物は自分用に煙羅煙羅分=2
- スタッフ2>引き物は自分用のみ=1
- スタッフ3>引き物は自分用のみ=1
- スタッフ4>引き物は自分用のみ=1
- スタッフ5>引き物は自分用のみ=1
- 追加>引き物は自分用のみ=1
で、合計7個。
でも、8個ある。
なんで?
スタッフ1以外に2個持ってきた人はいないか、一人一人もう一度確認をしてみても・・・同じ。
おかしい?誰か間違って持ってきたとしか考えられないのに・・・
息子に電話をしたところ、親族の1人が後で持ってきてと頼まれたので、その分じゃないかと・・・
と、言われ、んじゃいいのかなと思い、そこで解散をする。1個は自宅へ後でもって行けばいいと・・・
でも、改めて考えると、であれば誰が私の車に持ってきたの?・・・と思い、やっぱりおかしいんじゃないかと思い始め、残っていたスタッフと話をしていたところに、息子から電話がかかってきて、別の人が運んでいたらしく問題なかったとのこと。
で、あればその1個は・・・
- 出席者は70
- うち引き物を持ち帰る人の数は56
- 用意した引き物の数は60
- はじめ余った引き物の予定数は60−56=4
- 欠席した人は3名。
- 実際に残った引き物の数は4+3=7
確認をすると、はじめ余った引き物の4個は間違いなく自宅に持ち帰ったとのこと。
欠席した3名のうち2名分は持ち帰ったとのこと。
欠席した3名のうち1名分は持ち帰ってはいないので、どうなったかわからないとのこと。
つまり、引き物を持ち帰る予定の人は、たぶん予定通り、持ち帰ったと思われる。
余った引き物7個のうち6個は自宅に持ち帰っている。
・・・
のこり1個は、引き物及び食事についてどうなったか不明。
食事についてはどうなったか不明だが、残った引き物1個が私の車の中にあったと考えられる。
・・・
残ったスタッフと話をしていて、納得のいく回答が得られないので
- 社長がいたずらで乗せたのではないか?
と、いうことにするか!と話をし、息子に電話をしたら
- 「煙羅煙羅さん持ち帰ってください。やっぱり親父がいたずらしたんですよ。」
とのこと。そうかな〜と考えていたところ、おりんから電話がかかってきて、そのことを話したら
- おりん「きっと私に持って行けと車に積んだんだわ!」
そうかな〜と考えてながらも、結局は持ち帰る事にする。
・・・
終わりではなく始まりだと思う。
これからが本番だと思う。
安心して逝ったかな?
心配しているかな?
ありがとう。
ありがとう。
さようなら。